2011年09月03日
台風12号からのプレゼント
観光のお客様から幾度となく聞かれる。なぜ住もうと思ったのか。縁があって、友達が住んでて、来たことなくて来てみたら、暖かいのがいいですね・・。オウム返しが嫌で毎回いろんな答えをするけど、一番の理由はこれ。この海が好き。仲間と過ごすほんの二時間。これがあるから今日も笑顔で職場に向かえる。(この日の様子は近日中にサーフアジャでご覧になれます!)
2011年06月19日
カレー馬鹿の印度旅行記 ケララ編その3
エルナクラムを離れ、ウェリントンアイランドという島に渡った。コーチという半島と本土に挟まれた数件のホテルと空港しか見当たらないような小さな島だ。とは言ってもあるのは五つ星クラスの高級ホテル。島の入り口には小さな検問所まである。旅に最後の二泊はこのエリアに宿泊し、最高のカレーと最高のサービスを体験するのだ(もちろんそのなかでも比較的値段のリーズナブルなホテルを選んだのだが)。左の写真はコーチから眺める夕日。インド人もうっとり。人種、国籍に関係なく、夕日はヒトの心にうったえかける何かを発している。
タージ・マラバール・ホテル内にある「ライスボート」というレストランのクラブカレーです。タージはインド最高級のホテルグループで、日本でも、どこそこのタージで腕を揮ったシェフによる・・なんてうたったインド料理店があるほど信頼のあるホテルです。確かに!このカレーも美味しかった。こんな感じのレシピかな?なんて話してみたら、厨房でシェフが親指立ててウインクしてくれました。そのとおり!って感じで。ほんとかどうかは分からないけどね。オイルはココナッツオイル。スタータースパイスはマスタードシード、フェンネルシード、カレーリーフ。
玉ねぎは少量をみじん切り。きつね色まで炒めたらにんにく、しょうがのすりおろし。トマトも加え、ターメリックパウダー、カイエンペパー、コリアンダーパウダー、ブラックペパーでベースの出来上がり。ボイルしたマングローブ蟹の身とミソを加えたらココナッツミルクを入れ塩で味をつけ軽く煮込む。辛味はなくむしろ甘めのソース。ミソも加えているため旨みがすごい。このカレーも間違いなくケララの五本の指に入る一皿だった。
左の写真はビールのつまみに注文したイカのソテー。インド人も食べる習慣があるのか、それとも観光客向けか。イカを使ったメニューはほかのレストランでも見付けたが、さすがにタコは見かけなかった。 つづく 2011年06月09日
あぱぴあポン
2011年05月30日
今日のお花
2011年05月29日
ソングダー
2011年05月24日
うれしいニュース
2011年05月21日
今日のおやつ
2011年05月20日
カレー馬鹿の印度旅行記 ケララ編その2
ケララで記憶に残る五皿がある。そのうちの一皿がこれ。僕が宿泊したビジネスホテルのすぐ近所にあった‘グランドホテル’のバーでいただいた海老のソテーだ。グランドホテルは旅行前から目指していたホテルのひとつだったが、バーメニューもこんなに美味いとは。作り方は聞けなかったけど、おそらくテンパリングしているはず。テンパリングとは南インド料理でよく使う技法で、チョークとも言う。小さなフライパンなどにオイルを熱し、スパイス、ハーブなどを入れ香りがたったところで料理の仕上げにジュッとかける。より鮮烈な香りを楽しめるやり方だ。ソテーした海老にかかっていたのは、マスタードシード、にんにく、しょうが(日本のものと違い、タイのカーのような香りがした)、スライスした玉葱、ココナッツシュレッド、カレーリーフ、グリーンチリ。おそらく少量のターメリック、ブラックペパー、もしくはカイエンペパーも入っていたか。香ばしく甘い玉葱とココナッツ。カレーリーフの風味、グリーンチリの刺激が海老の旨みをより一層ひきたてる。ついつい酒がすすみびっくりする請求をいただいたが、それだけの価値ある一晩だった。
まずはじめに写真のひどさを謝らせていただく。これでは美味しいものも美味しそうに見えない。我々はまずはじめに目で食べるのだから―。さて、次の日に訪れたのはカイ-ズホテル。地元では有名な食堂である。たしかに広い店内は満席で、並んで待つ人も。こちらもグランドホテル同様、エルナクラムという地区に店を構える。いただいたのはチキンカレーにチキンビリヤニ(ほぼ全員の客がビリヤニを注文していた)。さすが皆さんが注文しているだけありビリヤニが美味かった。もちろんカレーも美味かったがあまり覚えていないのが実際のところ。記憶に残るのは鮮烈なスパイスの香りではなく、デリーで食べたカリムホテルのカレーと共通する甘さとほろ苦さ。僕はこれを長時間の保温、注ぎ足しによるものなんじゃないかと考える。もちろんじっくり炒めた玉葱のコクもあるとは思うがそれだけではないんじゃないか。でもこれはあくまで僕の仮説。もちろん一度出来たてを食べてみたらわかるんだけど―。僕ら料理人は毎日ブレのない味を目指す。もちろんそれはとても大事なこと。でもお店の魅力ってそれだけじゃないと思う。日によっては違う塩加減、煮込み加減、店主の機嫌も全部ひっくるめて味わい楽しむ。そんなふうにその店にじっくり付き合えるお客になりたいと思うし、そんなふうに付き合ってもらえる店作りを僕は目指したいと思う。 つづく
2011年05月17日
今日の天気
2011年05月16日
2011 今年の看板娘
2011年05月15日
今日のお料理
フライパンにサラダオイル大さじ1(うちではココナツオイルもちょっぴり加える)をしき、マスタードシード小さじ1をいれたら中火にかける。はじけはじめたらタカの爪、チャナダル、ウダッドダル、クミンシード、メティ、ヒング、カレーリーフを加え1cmにカットしたオクラを入れ中火で炒め合わせる。ターメリックパウダー、カイエンペッパー、塩で味をつけ、ネバリがなくなるまで炒めたら火を消しココナツファインをふりかけ出来上がり。簡単でおいしいオクラのポリヤル、召し上がれ~。
注)写真左はうちで育てているカレーリーフ。南インドテイストには欠かせないハーブです。
注)右から二番目はヒング。アサフォエティダとも言われている。木の樹脂の粉末で独特な香りがあり、豆料理の必需品。おなかに溜まるガスをおさえる作用があるといわれている。
2011年05月13日
カレー馬鹿の印度旅行記ケララ編その1
トリバンドラムに住むミニーさん家です。こちらもP・Kの紹介です。ミニーさんはお医者さんで今は引退なさり自宅で悠々自適に過ごされている様子。家政婦さんもいるのですが料理が大好きらしく、いろんな料理を教えてもらっちゃいました。南インドの料理はとにかくヘルシー。北インドではパウダースパイス(クミンやコリアンダー、ガラムマサラ等)で ‘味’ をつける傾向があるが、こちらではそれはごく少量。オイルにホールスパイスをいれ加熱し ‘風味’ をつけるのだ。(少量のターメリックやカイエンペパーは使うが)。なので素材の味をぼかすことなく味わうことが出来る。イタリアンや日本食にも似たものを感じた。教えていただいた料理すべてが美味しかったが、なかでもダントツはフィッシュカレー。日本でもさまざまなフィッシュカレーを食べ、さまざまなフィッシュカレーを作ってきたがなんのなんの、この一皿に勝るものはない。ぶっちぎりのナンバーワン。しっかりレシピいただきました。そのほかツナのピクルスやバナナの花のトーレンなどなど・・。野菜は沖縄と共通したものが多いし、シーフードも充実。いつかこっち(沖縄)で本格的な南インドレストランをやる、そんな目標ができた充実した三日間でした。

写真左はバナナの花を刻んでる様子。写真右がそのフィッシュカレー。専用の土鍋でつくる。魚は小ぶりなアジだった。作り方は・・。ごめんなさい、これはナイショ!

トリバンドラムに滞在している間、ミニーさんのお抱え運転手がいろいろ案内してくれた。市場で買い物して博物館に行き、海で漁を体験して古典舞踊を見て。かなりタイトなスケジュールで少々疲れたが充実の四日間。食事はいつもミニーさんの手作り。
外食は二回ほど。このあとは友人と別れひとり
コーチンに向かう予定だったため、愛情あふれる
家庭の味で充分鋭気を養いました。
コーチンのダウンタウンです。「市場があれば国家は不要」藤原新也の本にそんな言葉が書いてあったっけ。たしかに市場を見ればその町が分かる。昔から生活の中心は市場なのだ(インドでスーパーマーケットなんてほとんど見ない)。だからまずはじめに向かうのは市場。訪れたのはデリーやカルカッタのそれに比べるとどこかのんびり。でもさすがスパイス貿易で栄えた町。スパイス問屋がいたるところにあり、カレー馬鹿には心躍るマーケット。もちろん生鮮野菜も豊富だし海産物も充実している。活気はそれほど感じないがどこか居心地がいい。理由のひとつに、客引きがまったく寄ってこないというのもあるだろう。あれはあれで楽しいが、疲れるひとつの原因でもある。どのマーケットでも見つけると必ず立ち寄るおもちゃ屋と食器やをのぞき、つまみ食いなんかしていると腹もすいてきた。そろそろカレーを食べに行こうかな。 つづく

写真左 スパイス屋。たたみ二畳ほどのお店から二階建ての立派なものまで。品質、値段もさまざまで日本ではお目にかかれないモノも。中 小魚から大きなカツオ、マグロまで。持っているのは子供のサメ。サメ好きの僕としてはちょっと悲しい。
右 インド人は野菜、果物を非常にきれいに陳列する。そんだけ暇なのかこだわりなのかは不明。
2011年04月23日
カレー馬鹿の印度旅行記 ゴア編その2
スパイスを見ると心が躍る。なにかの料理に一かけらのクミンを見かけたとき、注文したドリンクにシナモンスティックが添えられていたとき・・。うれしくなり親近感を感じる。左の写真はゴアのスパイスプランテーションを見学したときのもの。僕の目標は宮古島でスパイスの栽培をすること。長コショウやフェンネルなんかはふつうにそこいらに自生しているが、クミンやシナモン、カルダモンなんかも育ててみたい。もちろん無農薬で。そんな気持ちから見学に行ったのだが、こちらはどうやら観光スポットでなんのことはない、裏山のところどころに一、二本ひょろっと生えている程度。でも生のスパイスを見ることができ感激。次は栽培方法を学んでみたいな。
手前の木はカシア(シナモン)です。ガイドのおねえさんがジョークを交えながら案内してまわります。たぶん毎回言っているんだろうね、テープレコーダーのようなしゃべり方だった。
食事つき。ブッフェスタイル。どの料理にどのスパイスが使われているのか説明してくれたらもっと楽しいランチになったのに。以上、ゴアのレポートでした。思い返せばたったの二泊三日。そんなに書くこともなっかたみたい。カレーも特質すべき出会いはなかったっけ。でもでもこの次、ケララにご期待!おいしいカレーが目白押しでーす。つづく
2011年04月15日
カレー馬鹿の印度旅行記 ゴア編その1
移動は列車だった。印度は鉄道王国。時間のないときは飛行機を使うが、旅そのものを楽しむなら断然列車がおすすめ。紙袋ひとつの身軽な人から、家財道具一式もった引越しのような人たちまで、なんでも詰め込んで走る走る。車中では絶えず物売りが声を張り上げる。チャイはもちろん、果物、おやつ、軽食からおもちゃ、時には自分の芸まで。今回乗ったのはラージダーニという長距離寝台列車。ちょっと高級な部類の列車で、僕らの乗った2Aクラスには食事、おやつ、水がつく。ベジ、ノンベジが選べ、写真はベジタリアンプレート。カレーが二種、ライス、チャパティ、ダヒ(ヨーグルト)、フルーツ。実はこの日の前日からこの旅初の強烈な食あたり。とてもカレーなど食べる気になれず、水とフルーツがなんとか食べられる程度。この時わかったことがひとつ。それは ‘カレーを食べると元気になる’ ではなく ‘元気がないとカレーは食えん’ ということ。とにかく体が弱ると日本食が恋しくなる。
右の写真はそのとき飲んだクスリ。ごらんの通りかなり大粒。下痢程度(とはいっても結構強烈)の食あたりならこんな薬ですぐに治る。日本の薬はぜんぜん利かない。 ‘郷に入っては郷に従え’ 。しかし副作用なのかその後の体のだるさはハンパない。どちらを選ぶかはその人次第。とにかく印度はとにかく薬局が多い。
ゴアはリゾート地である。海外はもちろん、印度国内からも避暑にやってくる。僕らが訪れたのはノースエリアのシオリムというとこで、南(パナジを中心と考えて)よりは静かでのんびりできる、とのことだった。確かに以前いったコルバビーチに比べるとずいぶん静かで人も少ない。海岸線にはココヤシがならび田園風景がどこまでも続く。デリーの喧騒も楽しいが、田舎育ちのせいかとっても落ち着きホッとできる。以前ゴアはポルトガル領だったせいで独自の食文化が存在し、ポークビンダルーという豚肉のカレーやゴアンソーセージなるスパイシーなソーセージなどもある。もちろんシーフードも充実していてゴアフィッシュカレーは日本でも有名。ロブスターやマングローブガニなんかをまるまるタンドールで焼いてくれたりと、エビ、カニ好きの日本人にはたまらない。それになによりビールが堂々と飲める。海岸には ‘シャク’ とよばれるビーチハウスが点在し、昼間からビール片手にごろごろだらだら。これぞ休暇。感謝です。
(写真左)今回の旅の目的のひとつに ‘印度でサーフィンができるか’ というのがあった。答え ‘できる’ 。サーフィンが趣味の僕としてはうれしい結果に。(写真右)シャクでまったり。隣の席にはムンバイから来た自称映画監督。ほんとはコメディアン?てくらいよく喋るやつで、結局夜まで盛り上がった。
宿泊したのはSORAYAというコンドミニアム。プール付き。P・Kの紹介で行ったのだが、今回の旅行ナンバーワン!家具から小物にいたるまでとにかくセンスがいいんです。特筆すべきはこの庭。聞けば父親は庭師だったとのこと。どおりで。インド人とフランス人の共同経営で、二人ともとっても魅力的。画家や物書きのお客が多いんだって。確かにこんなところで創作したらいい作品が生まれそう。年に一度は訪れたいと思わせる、とても素敵なでした。つづく
2011年04月08日
ピンザカレーのできるまで
なぜ山羊カレーなのか、それは四年前の印度旅行で知ってしまったのです。‘印度のマトン(羊)は実は山羊’。
日本国内のインド料理店はわからないけど、印度国内で食されているマトン料理(カレーやカバブ等)は山羊の肉を使ったものだったんです。
なーんだ、山羊なら宮古にいっぱいいるじゃないか。
そこはやはりカレー馬鹿。俺がやらずに誰がやる、なんて勝手な責任感を感じ、その日からピンザカレープロジェクトがスタートしたのでした。
宮古の西里にある野咲屋さんです。朝までやってるかなりディープな食堂。こちらの山羊汁は塩味と味噌味が選べます。どちらもグー。フーチバー(ヨモギ)をトッピングしていただきましょう。ライスがついて1200円なり。
宮古で山羊肉を買うならこちら。宮古牛もも扱ってます。やすい食品 沖縄県宮古島市平良字下里1549-9
0980-72-7009そこで見つけたのがスペンスフーズ株式会社。実は当初、自分でやってやろうと、レトルト加工工場の建設を考えたのですが、冷静に考えれば分かりそうなもの。そんなもの建てたらいくらかかるか知れたもんじゃありません。でも当時は突っ走ってたんでそんなこと気にせずとにかく市役所から大きな会社からいろいろ掛け合いました。が、みなさん冷静ですね。もうちょっと考えましょうってことですね。その通りだったと思います。そんなわけでスペンスフーズさんにお願いしレトルト加工が始まりました。
加工するにあたり特に難しかったのがスパイスの香りを残すこと。120℃以上で加熱処理するため香りはとんでしまいます。僕らがいつも鍋で作るのとはまったくわけが違う。入れるタイミング、また、ホール(粒のまま)なのかパウダーなのか・・。お願いして何度も試作していただきました。ほんとうるさい客だったと思いますが、最後まで細かい注文を聞いて下さり、ほんと感謝しております。半年ほどのやりとりでなんとか中身が出来上がりました。次はパッケージのデザインです。
ゥースタジオを経営しているケンジ君のイラストです。吞んだ席で山羊カレーの話になり、試しに書いてもらったところこんな面白い作品が。それで正式にお願いしました。でもさすがにこれは強烈過ぎる。なんでちょっと変えてもらって現在の絵にいたります。レトルトできたら記念にこの絵彫ろうよ、なんて言ったけど、その話、ちょっと保留にしてもらってます(笑)。
宮古に来た記念に何か彫ってみては?ネイルタトゥーもやってます。
52TATOO 沖縄県宮古島市平良字西里244
080-6492-6875下里通りの真ん中にあります。是非一度行ってみて下さい。こちらにしかないかわいいデザインの商品がたくさんありますよ。
DESIGN MATCH 沖縄県宮古島市平良下里572-3 0980-79-0239というわけで無事完成しました。今にところ宮古島島内のみの販売となります。価格は税込み1470円。
取扱店舗
沖縄宮古市場、雑貨屋雑工材空(ざくざく)、ざっかやーパパハンドー、デザインマッチ、ハンドメイドジュエリーDESLIE(デズリー)、琉球民芸おみやげ品みやこ屋、RICCOgelatopiaciuto(リッコ)さんです。
まもなく通信販売もはじめますので、どうぞよろしくお願いします!メ~。
宮古島ちきゅう暮らし と、沖縄しまのたねネットワークに紹介されています。そちらもごらんくださーい。
2011年04月01日
カレー馬鹿の印度旅行記・デリー編
モティ・マハール。こちらはタンドール発祥の店として知られている。タンドールとはナンやタンドリーチキンを焼くための瓶のよう釜。北京ダックの釜やピザ釜の原型ともいわれている。早い時間に訪れたせいもあり店内にまだゲストはおらず、ゆっくりと説明を受けることができた。自分もカレーを生業にしていると伝えると、快く厨房を案内して下さった。もちろんチップを多めに渡したせいもあるとは思うが・・。
おすすめを、とのオーダーに運ばれてきたのがこのカレー。左下からバターチキン、その上はチキン・マッカーニ、右はムルグ・マッサー・ラム。いずれも以前、
danchyu(2007/07)で紹介されていた品である。



マトンビリヤニが旨かった。ビリヤニとは簡単に言うとスパイス入り炊き込みご飯。野菜、肉、シーフード、いろんなバリエーションがある。タンドールで炊くのが正統派(左)。鍋の中にはグレービーと呼ばれる液体が。別の鍋ではたくさんのトマトでトマトソースが作られていた。(中)。大きなタンドールを前に説明を受ける。ロティを焼いて食べさせていただいた(右)。
とにかく、僕はカレーが好き。だから印度も大好き。一食50円程度の庶民派カレーから1000円程の高級カレーまで、それにはそれのいい味ががある。右の写真は前者のカレー。店の軒先には各種カレーが鍋に入れられズラーッと並び、オーダーのたびにササッと仕上げ客に運ぶ。こういったスタイルの食堂を‘ダバ’というらしい。なるほど、八重洲の名店‘ダバ・インディア’はここからか。ちょっと見にくいが、写真はチャナ豆のカレー。この店はなんどか通ったが、どのカレーも安くて旨い。バターやクリームの使い方が上手でナンやチャパティ、もちろんライスにもとてもよく合う。こういうカレーが作りたいんだよ!でも魂の違いか何なのか、なかなか再現できないんだよなー。

宮古島で知り合ったインド人、P・K。彼の紹介でデリーに住むいとこ、シミーさんのお家に招待していただいた。(こういった知り合いができるのも宮古島のおかげ。感謝です。)ランチを、とのお誘いをいただき、ずうずうしくも作るところから見せてと頼むと快くOK。最初から丁寧に教えてくれた。
この日のメニューはジャガイモとフェヌグリーク(メティリーフ)のサブジに、バイガン・マサラ(焼きナスのカレー)、パニール・マッカーニ(カッテ-ジチーズのカレー)、ダール(豆のカレー)、サラダ、ジーラ・ライス(クミンライス)にチャパティ。
どのカレーにもヒング(アサフォエティダ)を入れていたのが印象的。どれも大変美味しくいただいた。家庭料理なのでオイル、スパイスの量はかなり少なめ。ケララでも同じく家庭料理を習ったのだが、やはり毎日食べ続けられるのはこういったやさしいお袋の味。
焼きたてのチャパティは格別だった。シミーさんどうもありがとう。
ご馳走様でした。
ということでデリー編は以上でおしまい。次はゴアを紹介します。お楽しみに。つづく。
2011年03月28日
カレー馬鹿の印度旅行記
2010年12月、三週間ほど印度に行ってきた。三度目の印度。今回はどんなカレーと出会えるのかな?ではしばしのお付き合いを。(今回、デリー、トリバンドラムの友達を紹介して下さったP・K、現地で行動を共にしたチハル、邦。ありがとう!)
旅の日程はデリーに8日間、南下しゴアに2日、ケララに8日、移動に3日ほど。今回は行ったことのないケララに照準を絞った。簡単に言うと北部は小麦文化、南部は米文化。僕の印象は、北部の味はバター、クリーム、クミンシード、ガラムマサラ。オイル、スパイスは多め。南部はココナッツ、マスタードシード、カレーリーフ、タマリンド。全体的にあっさり軽め。刺激を楽しむ旅行なら北部。まったりのんびりしたいなら南部かな。もちろんどちらの印度も好きだけど、日本人の胃に合うのはやはり同じ米文化、南部なんじゃないかな。
同じ名前(ゲン)の看板を発見!ニューマーケットの裏路地にて

印度のストリートフードはおもしろい。果物から定食まで、ポケットに数枚のコインがあれば十分おなかいっぱいになる。タイ近辺ならまだ想像の範囲内だが、こちらでは思いもよらないない食べ物に出会うことも。もちろん次に日にはトイレから出れないような品もありはするがそこはご愛嬌。そのかわり、目から鱗が落ちるような逸品に出会うこともしばしば。たくさんの人だかりができている屋台ならお腹を壊す心配もないし、みんな気さくに話してくれるのでとにかく楽しい。
写真はヒヨコ豆のカレー(左)。真ん中はプーリ。右のは印度の浅漬け。プーリは全粒粉と水で作った生地を油で揚げたものだが、なんとこれ、中にパニ-ル(カッテ-ジチーズ)とコリアンダーリーフがしのばせてあるのだ。カレーの味もさることながらこのプーリはうまかった。それにこの浅漬け、大根とにんじんをグリーンチャツネに漬けてあるのだが、これもまた後引くうまさ。この組み合わせはバッチリだった。



左の旦那はチャイ屋、中央はパコラ(てんぷら)屋。どちらもこの道ウン十年といった風格。おそらくこの先、印度に彗星でも落ちない限り彼らはパコラを揚げ続け、チャイを入れ続けるだろう。それが彼らの仕事であり、誇りなのだから。右は印度のスイ-ツ、クルフィー。印度のデザートはとにかく甘い。しかも常温。せめて冷たければあと数口はいけるのだが・・。

カリムホテルです。ホテルといってもこちらではレストランの意。創業90年余りという超老舗。まずはそのスタイルに驚かされる。ふつうの日本人が食べたら根本的なカレーの概念が変わるんじゃないかな。そんなカレーだ。とろみは一切ない。オイルはかなり多めだが、臭みや重さは全く無くサラッとのどを通過する。炒めたまねぎか、揚げたまねぎか・・。ほろ苦さ、甘さが強いがトマトの酸味でほどよく調和されている。やはり長時間保温しているせいか、鮮烈なスパイスの香りというより、よく煮込まれた味である。バターチキン(基本的には好みではない)にしていえば、今回何件かで食べたがこちらのが一番口にあった。とにかくこの外観、界隈といいとても刺激的な一日だった。
写真はチキン・ジャハーンギーリー。右上のがバターチキン、見にくいがその下はマトンビリヤ二。


各種カレーを保温している鍋。こんなのがずらーっと並んでいる。写真には写ってないが横にはタンドールがあり、次々にナンやロティを焼いていく。昼時だったこともあるが、店内は常に満席だった。
つづく



