まなつのスパイスカフェ茶音間

  

三重県は桑名市に来ました。目的は茶音間のレトルトカレーを製造していただいている会社の見学とそう、今話題の「台湾混ぜそば」を食べる為、なのです。これがそう、‘ど肉台湾混ぜそば’1050円なり。食欲そそるこの盛り付け、見事です。麺は全粒粉のコシのある太麺、その周りに海苔や魚粉、ニラ、ニンニクなど。トッピングの‘ど肉’は食べ応えあり。混ぜる楽しみ、それにこれだけの具材があるので、いろんな歯ごたえや香りを楽しめる。店内は白で統一、スタッフも明るく元気で雰囲気もいいですね。それにサザンが結構な音量で流れているところなんかも面白い。俺もジミヘンがんがん流しちゃおうかなw。いやぁ、またひとつ勉強になりました。しかしカレー味もあったのにスタンダードを注文・・。やや後悔。つづく
  

カレー編と言っても朝食以外はカレーなので改めて付け加える必要はない、やって来たのはこちら「コチン二ヴァース」。今回も東京カリ～番長の野口さん(インドアメリカン貿易商会)水野さんに案内して頂きました。食べかけで申し訳ありません、、こちらはインド人シェフと日本人女性の二人で切り盛りする南インド料理店。開店と同時に行ったのに予約でいっぱい。が、１時間ならと入れて頂きました。人気店ですね。食べて納得、旨いね。とても香りがいい。まさにインドで食べたあの味です。聞けばインドのグルメタウン、チェンナイのタージホテル上がりだそうでそりゃあ納得。(何年か前実際にそこで食べたけど味、サービス、すべて満足!)東京にきたらまた来るだろうなぁ。いゃあ、今回もまた勉強になりました。同行して頂いた野口さん、水野さんありがとうございました！皆さんもぜひー♪

  

茶の間で茶音間シリーズ、冷凍カレーの登場です！パウチごと鍋でそのまま温める(沸騰後弱火で8分～10分)だけ、簡単にお召し上がり頂けます。以前からごくごく個人的に販売しておりましたが、ご要望が多くなってきたので本格的に始めます。とはいえまだ品質表示のシールなどの整備ができてない・・。というわけで今月いっぱいお試し期間、半額で販売いたします！忙しい日、また外食は面倒だし、なんて時はとっても便利！

お試し価格(一人前・税込み)
チキンカレー・480円
フィッシュカレー・630円
ベジタブルカレー・400円
豆カレー・400円
ピンザカレー・820円
ビーフカレー・820円
今月いっぱい上記の半額‼

注・賞味期限はご家庭の冷凍庫で二週間、また用意のない場合もございますので事前にご連絡頂けると確実です。

追伸、19日から30日まで休業頂きます。どうぞよろしくお願いします。
  

東京カリ～番長・水野仁輔さんご来店。今現在、日本のカレー界を牽引しているのは間違いなくこの人ではないでしょうか。レシピ本は勿論テレビや料理雑誌でカレーの特集となると必ずといって登場し、実は「ピンザカレー」のレトルトが発売した際、読売新聞にお勧めレトルトカレーとして紹介して下さった人物でもあるのです。今回はご家族での旅行ということもあり長話は出来なかったけど、来月東京でのカレー談議を約束してしばしのお別れ。その模様はブログにて改めて公開させて貰うとして、短時間でしたが改めて水野さんのマニアックぶりが伺える貴重なお話、ありがとうございました～。
  

試食会まなつのスパイスカフェ茶音間は本日限定でそば屋になりました。初めての事なのでもうバッタバタ、皆様にちゃんとご挨拶も出来ず、この場を借りて改めて御礼の言葉を言わせて頂きます。ありがとうございました。出掛けに張水御嶽に寄ったせいか雨の降る中、おまけにこんな遠くまで来て頂きやっぱりこうして宮古で商売してこれてるのは皆様のおかげ、今思うのはそれだけなのです。あっと言う間にこんな時間でろくに写真も撮れなかったので載せたのは確か今年の夏休み、帰りがけに撮影した間那津の夕日。ま～ったく関係無いけれどお陰でこうして陽の目を浴びました。綺麗でしょ？偶然にもマヤ暦では昨日が終末の日。新たなページのこの日が、僕にとって特別な一日になった事はまず間違いない。
追伸、今日は僕に「カレーそば」を提案して下さったお客様の長男の誕生日。(試食会にも参加して頂きました！)そう、すべて必然なのです。感謝！つづく
  

仕込みそば用カレーソース作り。と言っても普段店で出してるのとほとんど変わらない。しかしこの分量での仕込みは始めてなので慎重に、でも最近届いたグリーンカルダモンの質がとてもよくかなりご機嫌、いいテンションです。開始からおおよそ三時間半、約７０食分が出来上がりました。やはりこの分量だと正確に計量しても味が微かにブレる・・。内容量と鍋の大きさの比率も違うから火の通り方が違う、そのため蒸発率も違う。だから煮る時間も加える水分も当然違ってくる。んー、慣れるまではちょっと時間かかりそう。
そして実は明日の試食会にもう一品付いてきます。何でしょう？ヒントはこのスタータースパイスって分かるか～い！(笑)というわけでそれは明日のお楽しみ。皆様お待ちしております！つづく


  

カレーそばを求めて
「福屋」さんに来ました。こちらの食堂は地元、特に男性客に愛されているだけあって、味・量共に結構なガッツリ系、メニューも豊富でお昼時などはいつも混んでる人気店。で早速メニューを見渡せば、ほらありました、カレーそば。即注文。前情報通り、こちらは「汁そば」の上にカレーを乗せたスタイル。混ぜずに上のカレーソースと絡めて食べるもよし、スープに溶かして食べるもまたよし。大変美味しく頂きました。満腹です。ご馳走様。で続いてご紹介するのは「居食道そば屋」さんこちらは宮古ではあまり見かけない「生麺」を使用。つるっとした喉越しが心地良く沖縄そばというよりラーメンに近い。勿論好みはあると思うけど、色んな店が色んな味を出してくれたら選択肢が増えて絶対楽しい！そんな事を考えながらやっぱり発見「カレーそば」。で注文。こちらは出汁とカレーソースがバランス良く混ざった中濃タイプ。うん、美味い。当然完食。ご馳走様。カレーってね、一度で三回味わえるんです。まず作ってる時のあの香り、嗅いだら否が応でもテンションが上がる。そして目の前にきて食べて、そんでもって腹いっぱいになってもまだ離そうとしないあの余韻・・。恐るべしスパイスマジック。さてさて次はどこへ行こうか。いや～、カレーってホントにいいものですね！第七話につづきまーす。  

アリ？ナシ？誰か教えて‼
自分は少数派なのかな、って思いあたることが時々ある。食べものの好みは勿論、映画や音楽、考え方なども含めて。正しいかどうかって話でもなく、でもこっちの方がイイに決まってらぁなんて思っているのもまた事実で、独りよがりと言えばそう。あまり根拠のない自信みたいなものは一応あるんです。でも分からない時は分からない。そう、このカレーそばの様に。だって作ってるのは僕だし、思えば旨いと言って食べているのは僕と一緒に働いているタケシと夏の看板娘だった女の子のみ。彼らもまた少数派の僕がいる店で好んで働いているくらいだから、おそらくやはり少数派。B級グルメを目指すのにこれではダメなんじゃ？だから知りたい、誰か教えて。これってアリなの？ナシなの？やっぱり少数派？そこで‼試食会の開催決定！皆さんの感想をお聞かせ下さい！来る12月22日、場所は「まなつのスパイスカフェ茶音間」にて11時30分より。勿論無料でやらせて頂きます。色んな方の御意見、御感想頂きたいのでお友達やご家族お誘い合わせの上お越し下さい。お忙しいとは思いますが皆様のご来店心よりお待ちしてます！追伸・当日はそばが無くなり次第終了とさせて頂きます(70食程度)。本来今日のブログは「カレーそばの食べ歩き」の予定でしたが急遽変更致しました。また次回お伝え致しまーす。
つづく  

そもそもどうしてB級グルメ？ってお思いになりますでしょ。何故？って。でもね、答えは簡単なのです。それは‘皆さんカレーが好きだから’。特に宮古の方は。いいや、とは言わせません。なぜならほらこの通り。とある食堂、卓上調味料にカレー粉があるじゃないですか。そばにカレー粉なんてアレンジするの宮古だけじゃないですか？少なくとも僕は本島や八重山で見たことがない。それに何件かの食堂では、実際に「カレーそば」ってメニューまであるんですよ。いや嘘ではない、本当です。ほらほら、ちょっと興味湧いてきたでしょ！と言う訳で次回はカレーそばを実際に出してる食堂のレポートお届け致します。お楽しみに！つづく  

究極の麺を求めて麺と言っても素麺からパスタ、ラーメンと様々だけど、宮古でB級グルメを目指すんだからやっぱりここは宮古そば。そんでここはもうちょっと個性化を！なんてターメリック(ウコン)なんか練り込んだらカレーっぽくて良いんじゃない？それにウコンは身体にいいし、沖縄の特産じゃない！って事で調べてみたらこちら久松製麺所さんが作ってらっしゃるとの事で早速訪ねてきました。こちらの製麺所、ウコンの他モズクやヨモギ等いろいろなブレンド麺を販売中。なら夏は「トマト」、冬は「ほうれん草」なんて季節限定の麺があってもいいんじゃない？って事で早速伺ってみたところ、なんとウコンの販売はやめるかも、との事。理由はウコンの何らかの成分が「かんすい」と反応して麺がオレンジ色になってしまうから。かんすいを入れないとコシのない麺になってしまい、冷やして食べれば問題ないがあたたかいものには不向きなんだと。あらら。そもそも沖縄そばって、あのゆで麺(一度湯でた麺に油を絡め冷ました状態で袋詰めにさら売られている)が特徴じゃないですか。最近は自家製生麺の店も増えてますが、やはり地元の人に言わせると「ゆで麺」こそが宮古そばって言うんですよね。だったらそれを使いたい。個人的には生麺も好きなんですけど。そうなるとターメリックヌードル案は却下。それにこちらのご主人、僕が前回が伺った「ハワイ製麺」さんのご主人と同んなじこと言うんですよ。「そんな小細工しないでスタンダードな麺で戦いな」って。いやぁ、参りました。そうですよね、その通り。先ずはあるもので勝負してアレンジはその後でもいいですよね。その道何十年って先輩お二人からの貴重なご意見、頂きました～。と言う訳でカリ～そばの麺はスタンダードな「ゆで麺」で決まり！つづく  

ぞっこん

もうイヤになるくらいずっと考えてる。寝ても覚めてももうずっと。そう、カレーそばの事を。あれから週に一度はまかないにカレーそばが登場する。そしてたまにアレンジしてみる。相性の良い調味料を作ってみる・・。今夜も寝る寸前まで考えちゃうんだろうな。ん～、憎いヤツ！
つづく  

what is カリ～そば？
皆さんカレーって何と食べます？お米？パン？やっぱりナン？いやいや麺を忘れてませんか、ヌードルを。あまり馴染みは無いかも知れないけど、インドの南やスリランカでは実際存在するんですよ。それに「カレーうどん」なんて今やすっかり国民食じゃないですか。そもそもこのキッカケは、ビーフカレーを食べた常連様からの「これ、麺でも合うんじゃない？」なんてお言葉。早速まかないで出したところ結構イケる！ドライなカレーソースなんで、ミートソーススパゲティに近い？ん、なんか面白くなって来た！目指すはB-1グランプリ？後ご期待‼
つづく  

いやぁ、やってしまいました。何を？計量ミスを。写真はチキンカレー用のソース約70～80食分。この量でのミスは初めて。トマトピュレが普段より六割増し。あらら。勿論失敗作ではありませんよ。ただいつもと違う味なのです。でも「いつ来ても同じ味」を心がける僕としてはいただけないミス。だからといってこれを捨てる気持ちは無ッシング。ん～、じゃあ開き直って全く違うカレーにしちゃおう！ってことでカスリメティ(フェヌグリークの葉)を足してちょっと甘くビターな香りのソースに仕上げました。お客様にも好評でこれはこれで良かった？のかしら。しかし勿論これが終わったら元の味に戻しますよ。あと数日の限定チキンカレー。どうぞお試しあれ。
  

お、久しぶりじゃん！元気してた？なんて言ってられん。木も自販機も車だってひっくり返す。こんなサイズは本当久しぶり。でもヒトが慌ててあちこち駆け回る中、ヒキガエルはのんびり道路を横断してた(笑)世の中便利になればなるほどその損害は大きい。つまり不自然ってことね。壊されて困るものの第一位、それは電線。エレクトリック。一部の地域は未だ(そろそろ２４時間経つ)停電中。もう僕らの生活は電気なしでは機能しない。その証拠に茶音間は明日も休業。冷蔵庫の中はおそらく全滅。参ったね。そろそろ発電機買おうかな。でもこの島で生きていくならしょうがない。これも共存。それにしても毎年こんなけ被害でるんだからそろそろ電線地中に埋めてよ、宮古島！

昨日今日と引き続き、明日(３０日)も残念ながら休業いたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。

  

今年の看板娘は庭いじりが大好き。少しでも手が空くと帽子と軍手を持って庭に出る。そのおかげで殺風景だった裏庭がどんどん素敵になってきた。でも心配なのは10月いっぱいで彼女は茶音間を終わる事。ずぼらな僕が維持出来るのか？しかし、バナナの葉の木陰で沢山の植物に囲まれたこの場所が、スタッフの癒しのスペースになっていることは間違いない。

９月２８、２９日(金、土曜日)は台風の影響で休業とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
  

今までいったい何種類このカレーを作り、食べた事か。それでもなお新たな一皿を探してしまうキングオブカレー、チキン・カレー。時にナッツやクリームをたっぷり使い贅沢に、でも今回はスープの様にサラッとした南インドの食堂スタイルだ。今目指すところは味噌汁の様に毎日でも食べられる、そんなカレー。それにナンよりやっぱライスでしょ！だって俺、典型的な日本人だし‼今回の主役はこのブラックペパー。ケララ州産でかなり大粒。このままスターターとしても使うし、挽いて中盤、最後の仕上と三段回で投入します。これがベース。どのカレーも同じだけど、油が浮いてねっとりするまで焦がさない様丁寧に。今回は鶏の旨味を大事にしたかったので骨付きで。なので５０分ほど煮込みました。そして仕上げはテンパリング。この二連休の試作で改めて分かったこと。それはやはり素材ありき。当たり前なんだけど、こうしたシンプルな料理をすると痛感する。オイル、スパイス、素材が良ければ後は基本的な事をすればそれで良い。でもこう思えるまで時間がかかったな(笑)今回のこの二皿、俺はとても好きだけど、さあ、いったいどれだけの人に理解してもらえるだろうか⁈




  

新さんまで作るマラバール・フィッシュ・カレー。これも一昨年の南インドで食べて唸った思い出のカレー。とにかく米に良く合い味噌汁の様に心に沁みる。では工程
を。材料はこんな感じ。インドで教わった時は小アジだったけど今回はサンマ。このカレーは魚の出汁が重要になるので旬の新鮮なものを選びたい。サバやブリ、メカジキなんかでもいいだろう。玉ねぎは少量をスライス、みじん切りはテンパリング様。その他ニンニク、生姜等各素材の切り方で仕上がりに違い(個性)を。
そんでその出汁と最高のコンビを組むのがこのスパイス(手前)、コカムです。特有の風味を持ち、これ無くしてあの味は出ない。タマリンド(甘酸っぱい東南アジア原産の木の実)にも近いがやはり別物。およそ二年振りに倉庫の冷蔵庫からお出まししたおそらく日本では入手困難なこのスパイスが、今日俺を南インドのトゥリバン・ドラムにタイムスリップさせたのだ。手順良く炒めていく。今回は先週(蟹カレー)の経験からココナッツオイルで作る。庭のカレーリーフも順調に育っているからふんだんに。パウダースパイスは内緒で。で、下処理したサンマを入れて煮込む。今回は頭を落としたが、入れた方がより美味いだろう。そしてここでの火の通し方がとても重要。これによって仕上がりに格段の差が出る仕上げはこれまたサウススタイル特有の技術、テンパリング。熱したココナッツオイルでスパイス、玉ねぎを香ばしく炒めてカレーにかける。風味が増す。うまい！食べながら１０回は言った(笑)。教わったあの味だ。バスマティ・ライスで食べたらたまらないだろうな。古代米でもイケるはず・・。いやぁ、カレー作りはやっぱ楽しい！三割の記憶と三割の経験、三割のイメージと一割の神頼みで作る‘休日のカレー’シリーズ。今回は満点‼


  

クラブ・カリーです。つまり蟹のカレー。ちょっとかっこ良く書いてみました。スーパーでマングローブガニを見つけ、そういえば二年前、インドはケララ州のレストランで感激してから一度も作っていなかった！ので早速購入、そのまま試作となった訳です。
今回はお亡くなりになってたので水からボイル。生きていたら沸かした鍋に投入。
使った野菜はこんな感じ。生姜は、市場で見つけた宮古産の葉生姜で。トマトは悩んだ結果今回は入れず。
ケララ・スタイルにしたかったのでスターターはマスタードシードとカレーリーフ。確かフェンネルも入ってたっけ、なんて思い出しながらパウダースパイスはコリアンダーを多めにしてコクと甘さを・・。と出来上ったのが最初の写真。お～、さすが俺！とは残念ながらならず想像通りには行きませんでした(笑)でもね、次は決めますよ。決して不味い訳では無いしね。まず最初のミスはカニの下茹で。大きい方のボイルが足りなかった。そんでもってちょっと泥臭い。次は生きてるうちによーく泥をはかさないとね。カレーのベースで言うとちょっとトマトを入れたかったな。青唐辛子も。オイルはココナッツオイルを使わないと。スターターにメティも入れたいし・・、なんてマニアックな話になってきたのでそろそろこの辺で。そういえば以前買ったカニのカゴ(罠)が確か倉庫にまだあったはず・・。と言う訳で次は自分で捕って作ります！必ずアップするんで皆さんまた見て下さいねー。  

本日、八月六日は台風１１号の影響でお休みさせて頂きます。そのため、八日(水曜日)は営業いたしますのでどうぞよろしくお願いします。
  

カラコロカラ。ゆる～い南風にのって心地よい音が聞こえてくる。インドネシア製の竹製の風車。買った先の店員さんに聞くところカカシと言う。いや、モグラ除けだったかな・・。どっちにしろ、これじゃ逃げないだろ？って言いたくなるようないい音色。僕が竹富島で居候生活をしていた１０年前、寝床にさせて貰っていた母家の二階にある小さな鳩小屋での目覚まし時計は、蝉の鳴き声とこの何処からか聞こえてくるカラコロカラ。見に行くと、少しはなれた陶芸屋の店先で、風が吹くたび風車が回りブリキで出来たイビツな牛がせっせと首を振っている。一目惚れってやつです。石垣に出た機会に真っ先に教えてもらったお店に行って泣け無しの全財産から買いましたから。そんでもってこれは三代目。偶然、宮古のあるお店で見つけたその時の感激と言ったら！だいぶ修理したんで音は良くないけど(あんまり言うと直してくれたスタッフに申し訳ない)仕事の合間、時より聞こえるこの音に、どれだけ癒されている事でしょう。